中東情勢が悪化している中でも、KOSPI=韓国総合株価指数は5営業日連続で上昇し、3000台を突破しました。
20日の終値は、前の営業日の終値と比べて44.10ポイント上がって3021.84でした。
KOSPIは、前の営業日の終値と比べて8.78ポイント上がって2986.52で取り引きを開始したものの、中東情勢に対する警戒感から上昇幅が縮小しました。
しかし、その後、外国人投資家と機関投資家とともに買い越しに動き、午前10時45分ごろには3000.46まで上昇幅を広げ、3000台を突破し、3021.84で取引を終えました。
韓国取引所によりますと、KOSPIが3000台を超えたのは、2021年12月28日以降、およそ3年6か月ぶりです。
KOSPIが3000台を超えた背景としては、新政権の政策への期待感や、外国人投資家が株式市場に戻ったこと、そして、アメリカの関税措置をめぐる懸念が和らいだことが挙げられます。