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政治

李大統領 進歩系の憲法裁判所長・裁判官候補を指名

Write: 2025-06-27 11:03:35Update: 2025-06-27 18:03:31

李大統領 進歩系の憲法裁判所長・裁判官候補を指名

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領は、空席だった憲法裁判所所長と憲法裁判官の候補を指名しました。
 
憲法裁判所所長の候補に、日本の最高裁判事にあたる大法官を歴任した金尚煥(キム・サンファン)氏を指名しました。大統領室は、金氏の指名について、今後、憲法の解釈をめぐり、専門性を発揮できる適任者を選んだと説明しました。
 
また、大統領が推薦する憲法裁判官として、大法院の裁判研究官を務めたソウル高等裁判所の呉泳俊(オ・ヨンジュン)部長判事を指名しました。

今回指名された両候補者とも進歩派とされます。
 
現在、憲法裁判所では、ことし4月に2人の憲法裁判官が退任し、7人体制で運営されていて、2人の候補者が任命される場合、進歩派の裁判官が4人、保守派の裁判官が3人、中道派の裁判官が2人で、進歩派が多数を占めることになります。
 
憲法裁判官は、大統領と国会、大法院長がそれぞれ3人ずつ、合わせて9人が指名されますが、憲法裁判所法では、事件を審理するための定足数を「憲法裁判官7人」と定めています。現在の7人体制でも違憲判決などは可能ですが、重要な事件の判断は処分を保留しているということです。
 
憲法裁判官の候補者は、国会の人事聴聞会に出席することになっていて、憲法裁判所の所長は国会による任命同意を得る必要があります。

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