世界最大規模のダーツ大会「Kダーツ・フェスティバル」が6日、仁川(インチョン)の松島(ソンド)コンベンシアで開かれ、16か国から3500人が参加しました。
この大会は、大韓ソフトダーツ協会と韓国の電子ダーツマシンメーカー「フェニックスダーツ」が主催するものです。金属製のダーツを使う「ハードダーツ」ではなく、先端がプラスチック製で電子的な的を使う「ソフトダーツ」方式で行われました。
大会関係者は、韓国企業がダーツマシンを世界30か国に輸出し、世界のダーツ市場の50%を占めるまでに成長したことから、「Kダーツ」の存在感が高まっていると説明しました。
今回の大会には、アメリカ、ベルギー、フランス、インドネシアなど16か国から3500人が参加しました。
競技は、代表選手が出場する「インターナショナル・シングルス」や「インターナショナル・チームマッチ」のほか、一般の選手が出場する「シングルス」「ダブルス」「レディース・チャンピオンシップ」などに分けて行われました。
会場では、K-POPアイドルによる公演や、抽選イベント、フードトラックなどのさまざまな催しも行われ、参加者から好評を集めました。
大韓ソフトダーツ協会は、大会を通じて国内のダーツの裾野が広がり、スポーツとして定着することに期待を示しています。
協会のパン・ジュンシク会長は、「韓国企業がデジタルダーツボードを開発し、世界市場の半分を占めるまでに成長した。ダーツの裾野を拡大するため、大韓体育会への加盟をはじめ、さまざまな取り組みを進めていく」と強調しました。