韓国人男性と日本人女性の間での国際結婚が、過去10年で最も多くなったことが分かりました。
韓国統計庁によりますと、2024年における両国間の国際結婚件数は1176件で、前の年より40%増加しました。
日本経済新聞は、こうした変化の背景として、韓流コンテンツへの好感を挙げ、日本人女性が韓国文化への関心を高め、自発的な選択として韓国に定着していると分析しています。
また、韓国の経済力の向上も結婚件数の増加に大きく影響しているとの見方もあります。
韓国は2022年以降、1人当たりのGDP=国内総生産で日本を上回っており、男性の給与水準が日本と同等になったことで、日本国内で韓国人男性を好む傾向が強まったということです。
さらに、インターネットを通じて韓国文化に触れる機会が増えたことで、相手を見つけやすくなったほか、マッチングアプリやオンラインゲームなど、さまざまな手段で韓国人と出会えるようになったことも増加傾向を後押ししたと分析しています。