ことし上半期に高速列車を利用した乗客が5800万人を超えたことがわかりました。
韓国の国土交通部は、ことし1月から6月に高速列車のKTXやSRTを利用した乗客数が5825万人に達し、前の年に比べて1.6%増加したと明らかにしました。
このうち外国人利用者は284万人で、前の年に比べて13.4%増えました。
国土交通部は、去年下半期からことし1月までに開通した6つの新しい路線の利用者がことし上半期で250万人に達し、利用者の増加に貢献したと説明しました。
また、無断キャンセルの防止に向け、去年末から乗車券の払い戻し手数料を調整したことも、座席の需給の改善につながったと分析しました。
国土交通部と韓国鉄道公社などは、乗車券の払い戻し違約金が発生する時期を繰り上げ、週末と祝日の出発直前の払い戻しについては違約金を2倍に引き上げました。
こうした対策によって、ことし5月の1か月間で出発2日前までの早期払い戻し率が増加し、残席の再販売が活性化したということです。
一方、一般鉄道のムグンファ号やITX-マウムなどの上半期の利用者数は2680万人で、前の年に比べて2.6%減少しました。