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KAL機爆破事件は盧泰愚政権のねつ造?

Write: 2003-11-04 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

カトリック教の神父115人が、3日、ソウルで記者会見し、87年に起きた大韓航空機爆破事件は、独裁政権を維持させるための盧泰愚政権のねつ造だとして、事件の真相解明を求める宣言を発表しました。宣言は、「北韓工作員が爆破したという大韓航空機事件は、あらゆる面でねつ造された疑いが強い。この事件は、当時の安全企画部などが独裁政権維持のためでっち上げた複数の事件のひとつだ」としています。その理由としては、▼爆破犯人とされている金ヒョンヒは偽者だという説が有力で、大韓航空機が爆破された証拠は何ひとつない▼乗客乗員115人の遺体はもちろん、遺品や、旅客機の残骸すらひとつも残っていないが、金ヒョンヒが証言した爆発物の量では、到底そのような状態にはならない ▼遺族たちは、その後も、国会に真相解明と再調査を要求したが、政府がこれを無視したことなどをあげています。大韓航空機爆破事件は、87年11月29日、乗客乗員115人を乗せて、イラクのバクダッドを出発し、同じ日の午後8時40分にソウルに到着する予定でしたが、午前11時1分頃、バンコクとの交信を最後にインド洋上空で行方不明となりました。当時、政府は、事件発生一週間後に、この事件を、88ソウルオリンピックの妨害を狙った北韓工作員による爆破テロ事件と結論づけていました。

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