記録的な豪雨の後に厳しい暑さに見舞われ、ここ最近1桁台にとどまっていた熱中症患者が、20日には1日で40人以上に急増しました。
韓国疾病管理庁によりますと、20日に全国516か所の救急外来を訪れた熱中症患者は合わせて42人だということです。
熱中症患者は15日から5日間連続で1桁にとどまっていましたが、雨が止んで厳しい暑さに見舞われ、再び増加傾向となっています。
ことしの熱中症監視期間の開始日である5月15日から7月20日までの累計熱中症患者は、亡くなった9人を含めて1652人にのぼっています。
去年の監視開始日である5月20日から7月20日までを基準にすると、ことしの累計熱中症患者は1636人で、前の年の同じ時期に比べておよそ2.6倍となっています。
政府は、日中の屋外活動を控え、暑さや疲労を感じたら必ず休息を取るよう呼びかけています。