韓国SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が先週、アメリカのオープンAIのサム・アルトマンCEOと面会し、AIインフラへの投資など幅広い協力関係について協議したことがわかりました。
業界関係者が21日に明らかにしたところによりますと、崔会長は先週初めにアメリカ・サンフランシスコにあるオープンAIの本社を訪れ、アルトマンCEOと面会したということです。
崔会長とアルトマンCEOが面会したのは、オープンAIがことし2月に韓国で初めて開催した非公開ワークショップを機に面会して以来、5か月ぶりです。
崔会長とアルトマンCEOは、去年1月と6月にも面会するなど、親密な関係を維持しています。
先週行われた面会で話し合われた具体的な内容は公開されていませんが、今回も2月と同様に、AI半導体やAIエコシステムの拡大を含めた、オープンAIとSKグループによる多方面にわたる協力について意見交換を行ったものとみられます。
また、SKハイニックスのAI向け半導体「HBM」の供給や、SKテレコムのAIデータセンターの建設の進捗状況についても協議した可能性があります。