李在明(イ・ジェミョン)大統領は23日、カザフスタンのトカエフ大統領と電話で会談し、両国の協力策について意見交換を行いました。
大統領室の報道官が明らかにしたところによりますと、李大統領は、トカエフ大統領から新政権の成功を祈る祝電が届いたことに感謝の意を示し、2009年に戦略的パートナーシップを締結した両国が、今後さらに協力を深めていくことに期待を寄せました。
なかでも李大統領は、韓国の抗日独立運動家の洪範図(ホン・ボムド)将軍の2021年の遺骨返還に向けたトカエフ大統領の積極的な支援に対し、謝意を表しました。
また、李大統領はカザフスタンに進出している韓国企業に対する支援を要請しました。
これに対し、トカエフ大統領は、韓国の新政権の発足を機に、両国関係のさらなる発展に向けてともに努力しようと呼びかけたほか、最近、韓国で発生した集中豪雨による人的被害についてもお見舞いの言葉を伝えました。
両首脳は今後、インフラや重要鉱物などの分野での協力を拡大していくことで一致しました。