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政治

女性家族部長官候補 パワハラ疑惑で辞退表明

Write: 2025-07-24 10:22:20Update: 2025-07-24 10:46:59

女性家族部長官候補 パワハラ疑惑で辞退表明

Photo : YONHAP News

女性家族部長官候補に指名されていた与党「共に民主党」の姜仙祐(カン・ソヌ)国会議員が、「補佐官に対するパワハラ疑惑」が浮上したことを受け、候補を辞退する意向を表明しました。
 
姜候補は23日、SNSを通じて「私のせいで心を痛められた国民の皆様にお詫び申し上げます」としたうえで、「すべてを注ぎ込んで頑張ってみたかったが、ここまでだったようです」と明らかにしました。
 
これに先立ち、李在明(イ・ジェミョン)大統領は今月20日、弟子の論文を盗用したとの疑惑が浮上した李珍淑(イ・ジンスク)教育部長官候補の指名を撤回しましたが、同じく辞退を求められていた姜候補については言及せず、任命を強行する意向と受け止められていました。
 
その後、文在寅(ムン・ジェイン)政権時代に女性家族部長官を務めた鄭英愛(チョン・ヨンエ)元長官が、「当時、姜候補が予算を盾にパワハラをした」と告発したことを受け、革新系野党や市民団体からも相次いで辞退を求める声が上がりましたが、李大統領は22日、姜候補に対する人事聴聞経過報告書の再送付を要請し、再び任命の意思を示しました。
 
しかし、大学の兼任教授時代に無断休講の疑惑が浮上し、世論の反発が強まりました。さらに補佐官らの反対の声も広がり、否定的な世論が拡大したことから、辞退を決断したとみられます。
 
「共に民主党」の執行部は23日午前、姜候補に対し、世論悪化に伴う党内の懸念を伝えたとされています。
 
また、それに先立ち開かれた非公開の最高委員会でも、一部出席者からは、姜候補の問題によって支持率が下落しているとして、「決断が必要だ」との声が上がっていたということです。
 
長官候補に指名された現職の国会議員が任命されなかったのは、2005年に長官候補に対する人事聴聞会制度が導入されて以来初めてです。
 
姜候補が辞退を表明した直後、大統領室は「国民の目線に合った女性家族部長官候補を速やかに探す」とコメントしました。

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