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政治

尹前大統領夫妻めぐる疑惑で捜査中の元議員が自殺か

Write: 2025-07-28 12:05:24Update: 2025-07-28 13:29:06

尹前大統領夫妻めぐる疑惑で捜査中の元議員が自殺か

Photo : YONHAP News

韓国で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領夫妻による公認候補選びの不正介入疑惑をめぐり、検察の取り調べを受けていた崔浩(チェ・ホ)元京畿道(キョンギド)議会議員が28日、平沢(ピョンテク)の山中で死亡しているのが見つかりました。警察は自殺の可能性があるとみて、詳しい経緯を調べています。現場から遺書などは発見されていません。

崔元議員は、2022年の統一地方選挙で当時の与党「国民の力」から平沢市長候補として選ばれました。しかし、世論調査で支持率が低いとされていた中で選出されたことから、「尹前大統領に近い人物だった」ために公認されたのではないかという疑惑が出ていました。崔元議員は結局、平沢市長選挙で「共に民主党」の候補に敗れました。
 
崔元議員は2022年の大統領選挙で、尹前大統領の選挙対策本部に政務特別補佐として加わり、政権引き継ぎ委員会でも諮問委員を務めるなど、「尹前大統領の側近」とされていました。
 
これに先立ち、崔元議員はことし4月、検察に参考人として出頭し、事情聴取を受けていました。
 
この公認候補選びへの不正介入疑惑は、尹前大統領の妻、金建希(キム・ゴニ)夫人をめぐる複数の疑惑とともに、現在、特別検察官の捜査対象となっており、検察は、尹前大統領夫妻が「親尹」派の崔元議員を公認候補として推薦したとみて捜査していました。ただ、特別検察官側は「崔氏を直接呼び出したり接触する計画はなかった」としています。

韓国の公職選挙法では、大統領を含む公職者が政党の候補者選定に影響を与えることを禁じており、違反した場合は刑事処罰の対象となります。

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