韓国人の1日の睡眠時間が、統計を取り始めた1999年以降、初めて減少したことがわかりました。
韓国統計庁が発表した「2024年生活時間調査」によりますと、韓国人の平均睡眠時間は8時間4分で、5年前より8分短くなりました。
とくに、寝つきが悪い人の割合も全体の11.9%に増加し、眠りにつくまでかかる時間は32分でした。
一方、余暇時間は21分増えて5時間8分となり、このうち、「メディアの利用」が2時間43分で最も多いことがわかりました。なかでも、週末に動画を見ながら余暇を過ごす人の割合は45%以上に上り、5年前より20ポイント以上上昇しました。
また、1人で食事をする割合が朝・昼・晩すべての時間帯で増加し、仕事・学習・移動に費やす時間が減少した一方で、映像コンテンツを利用する時間が増えるなど、生活パターンに大きな変化がありました。
「生活時間調査」は、国民の生活の質を測定するため、24時間の使い方を把握する調査で、5年ごとに公表されます。今回の調査は、全国の10歳以上の国民2万5千人を対象に行われました。