韓国では一人暮らしの単身世帯が全体の36%を超えたほか、半地下や屋上住宅に住む世帯が43万世帯に達することがわかりました。
韓国統計庁がまとめた「2024年の人口住宅総調査」によりますと、去年11月時点で韓国の総人口は5181万人で、韓国人は減少し、外国人は増加しました。
また、首都圏の人口はおよそ2630万人で、全体の50.8%を占め、半数を超えました。
単身世帯は全体の36.1%を占め、2人世帯まで合わせると65.1%となり、世帯人数の平均は2.19人でした。
韓国で「アパート」と呼ばれる集合住宅、マンションに住む世帯は全体の53.9%でした。
マンション居住率がもっとも高い地域は、韓国中西部の世宗(セジョン)特別市でした。
世宗市は、政府機関や省庁の移転に伴って整備された計画都市で、インフラや住宅が集中して整備されたことから、マンションの居住率が高くなっています。
一方、地下または半地下に住む世帯は39万8000世帯、屋上住宅に住む世帯は3万6000世帯で、43万世帯あまりが劣悪な居住環境で暮らしているということです。