メニューへ 本文へ
Go Top

国際

「靖国参拝反対」韓国と日本の市民団体が東京で行進

Write: 2025-08-11 10:23:14Update: 2025-08-11 10:49:40

「靖国参拝反対」韓国と日本の市民団体が東京で行進

Photo : YONHAP News

韓国と日本の市民団体などおよそ150人が、韓国の日本からの独立と日本の終戦から80年にあたるのにあわせて、10日夜、東京・文京区の全水道会館から靖国神社の周辺まで行進しました。
 
参加者は、雨の中、ろうそくの形をしたプラスチック製の棒を手に、午後7時からおよそ40分間、「政治家や公人による靖国神社参拝に反対する」、「平和憲法を守り、命と人権を大切にする社会をつくろう」などと声を上げました。
 
韓国の民族問題研究所や太平洋戦争被害者補償推進協議会、そして日本のキャンドル行動実行委員会など、韓国と日本の市民団体は、2006年から毎年この抗議行動を行っていて、ことしで20回目となります。
 
靖国神社にはおよそ246万6000人の戦没者がまつられ、このうちおよそ213万3000人は太平洋戦争の関係者で、A級戦犯14人も含まれています。韓国人の中には遺族の同意なく合祀された例もあり、遺族が合祀の取り消しを求めて裁判を起こしましたが、日本の最高裁判所は訴えを退けました。
 
この日の行進には、父親が合祀された韓国人で、太平洋戦争被害者補償推進協議会の李熙子(イ・ヒジャ)共同代表も参加しました。李さんは、24年にわたる裁判と20年にわたる共同活動を振り返り、「参加者の連帯が活動を続ける原動力になっている」と話しました。
 
行進の途中、一部の右翼関係者が日章旗や旭日旗を掲げて妨害し、参加者に差別的な発言をする場面もありましたが、警察が制止し、衝突は避けられました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >