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政治

英空母艦隊が韓国近海に到着 共同訓練実施へ

Write: 2025-08-13 13:19:41Update: 2025-08-13 13:34:42

英空母艦隊が韓国近海に到着 共同訓練実施へ

Photo : KBS News

イギリス海軍の空母艦隊が、フィリピン付近の海域でアメリカ、日本と大規模な合同訓練を行ったあと、韓国と共同訓練を行うため、韓国近海に入りました。
 
イギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を中心とした空母艦隊は先週、アメリカ、日本の海軍とともに訓練を行いました。
 
訓練が行われた海域は、ことし6月に中国が2つの空母艦隊を投入して示威行動を行った場所でもあります。
 
台湾問題をめぐって米中間の覇権争いが激化するなか、アメリカとその同盟国が軍事力を誇示した形です。
 
一方、訓練を終えたイギリスの護衛艦「リッチモンド」は12日、初めて韓国に入港しました。
 
4900トン級のこの護衛艦は、魚雷や対潜ヘリコプターを搭載し、潜水艦の探知や攻撃任務を遂行します。
 
今月4日には、イギリスの戦闘機「F-35B」と空中給油機が韓半島東の海、東海(トンヘ)上空で韓国空軍との合同訓練を行っています。
  
来月には、空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が韓国の海域に入り、海上・航空戦力のデモンストレーションを行う予定です。
 
韓英の共同訓練については、アメリカ、日本との大規模な海上訓練の流れとも重なり、中国をけん制する「韓日米英4か国連携の具体化だ」という見方も出ています。
 
一方、専門家らは、今回のイギリス海軍の空母艦隊の韓国訪問が、韓米合同軍事演習の時期と重なっている点に注目しています。
 
韓米英3か国による直接的な共同訓練ではないものの、今回の訪問を通じて同盟間の安全保障のメッセージを強化する効果があるという見方が出ています。
 
これに対し、中国はすでに、イギリス海軍の空母艦隊の東アジア展開について「武力による示威行動」と批判しています。

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