メニューへ 本文へ
Go Top

政治

李大統領 国債発行の可能性を示唆

Write: 2025-08-14 14:46:26Update: 2025-08-14 15:00:12

李大統領 国債発行の可能性を示唆

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領は、財政支出を拡大するため国債を発行する意向を示唆しました。
 
李大統領は13日の財政懇談会で、「わが政府が目指す『真の成長』、『国民経済の回復』を実現するためには、現在の予算が抱える問題点をよく検討しなければならない」としたうえで、「成長の呼び水の役割を果たすべき国家財政が非常に脆弱だ」と指摘しました。
 
そして、財政を農業に例え、「畑は十分に整っているのに、まく種がなく、畑を休ませようとしているのは残念だ」として、「今、一升の種を借りてまき、秋に一俵を収穫できるなら、当然借りてまくべきではないか」と述べました。
 
そのうえで、「種を隣から借りようとすると、『なぜ借りるのか、あるものでやりくりすべきだ』と主張する人がいるが、『無条件に借りるな』と言ったら、農業ができなくなる」と述べました。
 
これは、国家債務の増加を覚悟の上で、国債発行を通じた財政支出の拡大を行う意向を示唆したものと解釈されます。
 
ことしに入り、総額12兆2000億ウォン規模の消費クーポンの支給など、2回の補正予算が編成され、地方政府の債務を含めた国家債務は年末までに1300兆ウォンを超える見通しです。
 
李大統領はこの日、国政企画委員会から123項目の国政課題の報告を受けました。主な国政課題の履行のためには、5年間で210兆ウォンを追加投入する必要があるという内容も含まれています。
 
国政企画委員会は歳入の拡大と歳出の調整を通じて、201兆ウォンを調達するとしていますが、その一方、国債発行は避けられないとの見方が出ています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >