国連は４日、行政サービスの手続きなどをインターネットで行える「電子政府化」に向けた世界各国の準備状況を順位付けしたところ、韓国は１３位であることが分かりました。国連では１９１のすべての加盟国を対象に、電子政府化に関して、現在、各国政府がインターネット上で提供している行政サービスや情報の量、国民の間でのパソコンの普及率と通信環境などを調査して、それらをもとに順位付けを行いました。その結果、電子政府化への準備がもっとも進んでいるのはアメリカで、２位がスウェーデン、３位がオーストラリア、韓国は１３位でした。アジアではシンガポールが１２位、日本は１８位でした。この調査では、国民がインターネットを利用して、公共料金を納付できるなど、高度な電子政府のシステムを整えている国は韓国を含め１７カ国に過ぎず、情報通信の水準が高い先進国の間でも、電子政府の利点を活用することに消極的だと分析しています。