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社会

列車事故受け韓国鉄道公社社長が辞意表明

Write: 2025-08-21 14:32:54Update: 2025-08-21 14:35:41

列車事故受け韓国鉄道公社社長が辞意表明

Photo : YONHAP News

韓国南東部の慶尚北道(キョンサンブクド)青道(チョンド)郡で発生した列車事故をめぐり、韓国鉄道公社=KORAILに責任を問う声が高まっているなか、韓国鉄道公社のハン・ムンヒ社長が辞意を表明しました。
 
ハン社長は19日に事故現場を訪れ、「遺族と国民の皆様に深くお詫び申し上げる。重い責任を痛感している」と述べ、辞意を表明しました。
 
ハン社長は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前政権当時に相次いだ鉄道事故で解任された羅喜丞(ナ・ヒスン)前社長の後任として、去年7月に就任しましたが、任期1年ほどで、不名誉な退陣となりました。
 
今回の事故は、今月19日午前10時50分ごろ、青道郡の京釜(キョンブ)線・南省峴(ナムソンヒョン)駅と青道駅の間で発生しました。
 
東大邱(トンデグ)駅を出発して晋州(チンジュ)に向かっていた列車が、線路沿いを移動していた作業員7人をはね、2人が死亡、5人が重軽傷を負いました。作業員らは、作業承認を受け、移動を始めてからわずか7分で事故に遭ったということです。
 
一方、現職の鉄道機関士出身で、李在明(イ・ジェミョン)政権で異例の抜擢を受けた金榮訓(キム・ヨンフン)雇用労働部長官は20日、国会の環境労働委員会で、鉄道は危険度の高い代表的な事業所だと強調したうえで、「今回のような事故を徹底的に根絶し、再発を防止する」と述べました。
 
警察は、当時の作業承認の手続きや安全規則の順守を含め、事故の原因を多角的に調査しています。

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