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国際

フィリピン 韓国人狙う凶悪犯罪対応の警察チーム新設

Write: 2025-08-22 09:47:53Update: 2025-08-22 10:53:04

フィリピン 韓国人狙う凶悪犯罪対応の警察チーム新設

Photo : YONHAP News

フィリピンで韓国人を狙った誘拐や銃器を使った強盗などの凶悪犯罪が相次いでいることを受けて、フィリピン政府は、韓国人対象の犯罪に対応するチームを警察に新たに設け、本格的な対策に乗り出しました。
 
フィリピン駐在韓国大使館によりますと、大統領直属の組織犯罪対策委員会(PAOCC)は、大使館と協力して全国8か所の警察署に「コリアン・ヘルプデスク」を正式に設置したということです。
 
フィリピン警察が、特定の国の出身者のために対応部署を運用するのは、これが初めてです。
 
このヘルプデスクは、韓国人が多く住む北部ルソン島のマニラ、アンヘレス、オロンガポ、タルラックと、中部のセブ地域など、合わせて8か所に開設されました。
 
近年フィリピンでは、韓国人を狙った凶悪犯罪が頻繁に発生していて、韓国の外交当局や大使館は、フィリピンに住む韓国人の安全確保のため、フィリピン政府に対し抜本的な対応と仕組みづくりを強く要請してきました。
 
ことし3月には、マニラの繁華街マラテ地区で韓国人男性1人が強盗2人に銃撃され亡くなり、4月には、アンヘレスで韓国人観光客1人がバイク強盗によって銃撃され亡くなっています。
 
2016年10月には、アンヘレスに住む韓国人実業家が自宅で現職警察官3人に誘拐・殺害される事件が起き、韓国とフィリピンの外交問題へと発展した経緯もあります。

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