日本を訪れている李在明(イ・ジェミョン)大統領と首脳会談を行った石破総理大臣が、会談後の夕食会で李大統領の自叙伝にサインを求めたことがわかりました。
李大統領に同行する魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は24日午前、東京都内で会見し、23日の韓日首脳会談について、「会談と夕食会、親睦を深める時間を通して、首脳間の個人的な信頼関係が一層強化された」と振り返りました。
魏室長によりますと、石破総理大臣は夕食会の途中、李大統領が出版した自叙伝の日本語版を事前に読んでいたといい、李大統領に本へのサインを求める一幕もあったということです。
2017年に李大統領がソウル郊外の京畿道(キョンギド)・城南(ソンナム)市長だった時に出版された自叙伝、『その夢があってここまで来た』は、李大統領が自身の幼少期や労働・人権弁護士としての活動を振り返り、政治哲学やビジョンを対談形式でつづった本です。
首脳会談に続いて開かれた夕食会は、両国の公式随員も参加し、和やかな雰囲気の中で行われたということです。
夕食会では、「カレー好き」として知られる石破首相が考案した「石破式カレー」や李大統領の故郷、安東(アンドン)の名物料理のほか、キムチを乗せた韓国式のウナギ料理などで李大統領らをもてなし、韓国の安東焼酎や石破首相の故郷、鳥取県のビールも提供されたということです。
魏室長は、「両国の酒をともに飲み交わすことには、協力と融和を象徴する意味が込められている」と述べました。
夕食後は、両首脳夫妻4人のみで部屋を移り、さらに会話を楽しんだということです。