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政治

李大統領とトランプ大統領 初の首脳会談 韓半島平和で協力確認

Write: 2025-08-26 07:59:21Update: 2025-08-26 08:08:58

李大統領とトランプ大統領 初の首脳会談 韓半島平和で協力確認

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)大統領とアメリカのトランプ大統領による初めての首脳会談が、韓国時間26日未明、ワシントンで行われました。
 
会談は冒頭およそ1時間にわたり生中継され、主に韓半島の平和構築と北韓との関係に多くの時間が割かれました。
 
李大統領は「韓半島の平和を導ける唯一の人物はトランプ大統領だ」と述べ、積極的な役割を要請し、「北韓に『トランプ・ワールド』を建設し、ゴルフができるようにしてほしい」と冗談交じりに話し、歴史的な平和の仲介者としての役割を強調しました。
李大統領が「自分は一緒に走る“ペースメーカー”になる」と語ると、トランプ大統領は笑顔で応じました。
 
トランプ大統領は2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック当時の南北融和の雰囲気に触れ、金正恩(キム・ジョンウン)委員長との対話意思を改めて強調し「適切な時期に再び会うことを期待している」として、年内の会談の可能性を示唆しました。

また、10月に韓国の慶州(キョンジュ)で開かれるAPEC首脳会議に出席する意向を示し、「近いうちに韓国を訪問する」と述べました。
 
会談では、安保・経済・エネルギー協力など幅広い分野についても協議が行われました。
 
トランプ大統領は、現在アメリカが借りて使用している在韓米軍基地の敷地について、韓国政府に所有権を求める可能性に言及しました。
ただ在韓米軍の削減については「今は言及しない」と慎重な姿勢を見せました。
 
経済協力では、アメリカが保有する石油や天然ガス資源に触れ、韓国と合弁会社を設立してLNGの生産・輸出を拡大する計画を明らかにしました。

両国はまた、関税協議の際に韓国側が提案した造船分野での協力プロジェクト「MASGA(アメリカの造船を再び偉大に)」についても協力方針を再確認しました。
 
さらにトランプ大統領は、韓国がアメリカ製軍事装備の大規模な購入国であるとした上で、防衛産業分野においても協力が進むとの見通しを示しました。

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