韓国は、双子や3つ子といった「多胎児」の割合が、世界で2番目に高いことがわかりました。
韓国保健社会研究院が25日、まとめた報告書によりますと、2023年の韓国の多胎児の出生率は分べん1000件あたり26.9件で、調査対象27か国のうちギリシャに次いで2番目に高いことが分かりました。
とくに3つ子以上の多胎児の出生率は0.59件で、世界の中で最も高い数値となりました。
全体の出生率は減少していますが、多胎児の出生は増えています。
1人の女性が産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率は、2000年に1.48でしたが、去年は0.72と半分以下に落ち込みました。
一方で、多胎児の出生は同じ期間に1万人あまりから1万2000人あまりへと増え、出生児全体に占める割合も1.7%から5.5%へと3倍以上に増加しました。
多胎児家庭の特徴として、両親の高齢化が目立ちました。多胎児の親の平均出産年齢は、単胎児の親よりおよそ0.5歳高くなっていました。
また、多胎児は単胎児より妊娠週数が平均で3週間短く、早産率は10倍に上りました。
専門家は、こうした現象は不妊治療の増加と高齢出産の拡大によるものだと分析しています。自然妊娠では多胎児の割合は12%にとどまりますが、不妊治療では30%から40%に達するとされています。
報告書は、多胎児の出産は母体と胎児の双方に大きなリスクを伴うとして、政府が多胎児家庭向けのデータやオーダーメード型の保健福祉サービスの構築を進める必要があると提言しました。