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政治

李在明大統領の「非核化」言及に北韓「むなしい妄想」

Write: 2025-08-27 11:26:34Update: 2025-08-27 11:56:33

李在明大統領の「非核化」言及に北韓「むなしい妄想」

Photo : YONHAP News

北韓は、李在明(イ・ジェミョン)大統領がアメリカ訪問期間中、「非核化」について言及したことについて、「むなしい妄想だ」と強く批判しました。
 
朝鮮中央通信は27日の論評で、北韓の非核化を期待することは「あまりにもむなしい妄想だ。非核化はすでに死滅して久しい」と主張しました。
 
論評はまた、韓国憲法が韓半島全体を領土と規定していることに触れ「韓国は本来、徹底した敵対国だ」と非難しました。
 
さらに、李大統領が北韓を「貧しいが荒々しい隣人」と表現したことについても、「冒瀆(ぼうとく)も甚だしい」と反発しました。
 
北韓は、「核武力は国の最高法に固定された絶対不変の政策だ」としたうえで、「国際的な安全保障秩序が変わらないかぎり決して放棄しない」と強調しました。
 
今回の反応は、李大統領がアメリカのトランプ大統領との首脳会談で北韓の非核化に向けた協力を確認し、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)の演説で「韓半島でNPT=核拡散防止条約の義務が厳格に順守されるべきだ」と述べたことに対するものとみられます。
 
李大統領はこの演説で「貧しいが荒々しい隣人」と表現し、「圧迫だけでは解決しない。対話の努力も並行して行うべきだ」とも強調しました。

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