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経済

政府 機内持ち込みモバイルバッテリーの対策強化へ

Write: 2025-08-27 13:53:43Update: 2025-08-27 14:53:22

政府 機内持ち込みモバイルバッテリーの対策強化へ

Photo : YONHAP News

政府は、航空機内でのモバイルバッテリーによる火災を防ぐため、荷物棚に温度感知シールを貼るなど、安全対策を強化します。
 
韓国国土交通部は、機内におけるモバイルバッテリーの安全管理対策を来月1日から実施すると発表しました。対策には、客室乗務員や乗客が異常をすぐに確認できるよう、座席上の収納棚に、一定の温度を超えると色が変わる「温度感知シール」を貼ることが盛り込まれています。
 
また、モバイルバッテリーがショートするのを防ぐため、これまで提供してきたビニール袋は廃止とし、代わりに絶縁テープを提供します。さらに、韓国の航空会社のすべての航空機には、火災隔離用保管バッグを2つ以上備え付け、モバイルバッテリーや電子機器から発火した場合、初期消火のあと安全に隔離できるようにします。
 
国土交通部は、乗務員の消火訓練を強化するほか、来月1か月間は集中的な点検を行い、違反があれば事業改善命令を出すとしています。
 
こうした対策の背景には、実際に機内でバッテリー火災が相次いでいることがあります。

今年1月には釜山(プサン)の金海(キムへ)空港でLCC=格安航空会社のエアプサン機の荷物棚から発火し、乗客27人がけがをしました。昨年もアシアナ航空機でモバイルバッテリーから煙が出る事故が起きるなど、国内外で同様の事例が続いています。

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