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社会

研修医が1年半ぶりに復帰 医療の空白解消につながるか

Write: 2025-09-01 11:09:09Update: 2025-09-01 11:33:50

研修医が1年半ぶりに復帰 医療の空白解消につながるか

Photo : YONHAP News

前の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が打ち出した医科大学の定員拡大に反発して、去年2月に集団で辞職していた研修医が、今月1日から医療現場に復帰し始めました。およそ1年6か月ぶりの復帰で、長く続いた空白をどこまで埋められるか注目されています。
 
医療界が1日に明らかにしたところによりますと、ことし下半期の研修医の募集定員はおよそ1万3400人で、全国211の研修病院は先月29日までに採用数を確定し、韓国保健福祉部に報告しました。採用された研修医は1日から医療現場に復帰しています。
 
復帰した研修医の正確な数はまだ公表されていませんが、首都圏の大規模病院では復帰率がおよそ70%から80%、地方では50%程度と伝えられています。政府は今週中に全国の研修病院ごとの募集結果を正式に発表する予定です。
 
ただ、救急医療や小児科、産婦人科といった必須医療分野では復帰率が低く、完全な「医療の正常化」には至っていないとの指摘もあります。研修医が求める研修環境の改善や、医療事故に伴う法的負担の軽減といった課題も依然として残されています。
 
政府は当面の対策として、ことし5月から週当たりの勤務時間を80時間から72時間以内に、また連続勤務を36時間から24時間以内に短縮する試験的な取り組みを始めています。

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