バドミントン男子ダブルスで世界ランキング1位のキム・ウォノ選手とソ・スンジェ選手のペアが、フランス・パリで行われた世界選手権で優勝しました。韓国ペアの快挙で、ソ選手は大会2連覇を果たしました。
 
決勝は1日、フランス・パリのアディダスアリーナで行われ、キム・ウォノ、ソ・スンジェ組は、世界ランキング11位の中国ペア、陳柏陽（ちん・はくよう）、劉毅（りゅう・き）組と対戦し、セットカウント2対0で勝ちました。
 
第1ゲームは序盤にリードを許しましたが、中盤に連続得点で追いつき、終盤で抜け出しました。第2ゲームは開始から8連続得点を奪い、主導権を握ったまま押し切りました。
 
キム・ウォノ、ソ・スンジェ組はことし1月、およそ7年ぶりにペアを再結成し、わずか7か月で世界1位に上り詰めました。これまでにマレーシアオープン、全英オープン、インドネシアオープンなど、世界バドミントン連盟ワールドツアーの最高峰「スーパー1000シリーズ」を含む国際大会で5つのタイトルを獲得しています。
 
今回の勝利で主要4大会を制し、ソ・スンジェ選手は世界選手権2連覇を達成。韓国バドミントンの新たな歴史を刻む結果となりました。