ことしに入って、韓国ソウルを訪れた外国人観光客は、過去最多となりました。
ソウル市によりますと、ことし7月にソウルを訪れた外国人観光客は136万人で、去年の同じ月より23%以上増加しました。
また、ことし1月から7月までの累計観光客は828万人となり、同じ期間としては過去最多を記録しました。
国別では中国が47万人で最も多く、日本が24万人、台湾が16万人、アメリカが10万人の順でした。
ソウル市は、世界の若者が好むドラマやアニメーションなどKコンテンツの体験、安全な交通環境、1人旅の需要拡大が観光客の増加に寄与したと分析しています。
とくに最近、K-POPを題材にしたネットフリックスのアニメーション映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」の人気を背景に、作品に登場する明洞(ミョンドン)や南山(ナムサン)にあるNソウルタワーなどの観光スポットを訪れる外国人が増えているということです。
ソウル市は、ことしも都市の競争力を高め、外国人観光客3000万人の誘致に取り組む計画です。