アメリカ・ニュージャージー州で行われたアメリカとの親善試合で、サッカー韓国代表は、ソン・フンミン選手の活躍とチョ・ヒョヌ選手の好セーブに支えられ、2対0で勝利し、2026年ワールドカップの決勝トーナメントに向けた準備の第一歩を順調に踏み出しました。
ホン・ミョンボ監督率いるサッカー韓国代表は、7日、アメリカ・ニュージャージー州のハリソンで行われた親善試合で、前半18分にソン・フンミン選手が、43分にはイ・ドンギョン選手が立て続けにゴールを決め、アメリカを下しました。
ソン・フンミン選手は先制点を挙げたあと、イ・ドンギョン選手の追加点をアシストし、Aマッチ通算52ゴールを記録しました。これにより、58ゴールを記録したチャ・ボムグン元監督の韓国代表最多得点記録まであと6ゴールに迫りました。
代表チームは、キム・ミンジェ選手を中心に、最終ラインに3人のディフェンダーを配置する「3バック」で守備を固め、チョ・ヒョヌ選手がゴールを守りました。
前半にはミスからピンチを招きましたが、チョ・ヒョヌ選手のスーパーセーブで無失点に抑え、後半の終盤にも好セーブで失点を許さず、勝利を守り切りました。
これで、韓国はアメリカとの通算対戦成績が6勝3敗3分けとなり、アメリカをリードしています。
サッカー韓国代表は、10日、テネシー州のナッシュビルで2026年ワールドカップ共同開催国のメキシコと2回目の親善試合に臨みます。
韓国は2026FIFAワールドカップ北中米大会への出場をすでに決めていて、アメリカやメキシコなど、開催国との親善試合を通じて戦力を点検する段階に入っています。