韓国の慶尚北道(キョンサンブクド)と慶北文化観光公社は、9月5日から8日までマレーシアのクアラルンプールで開かれた「2025マレーシア国際観光博」に出展し、慶尚北道の魅力を紹介しました。
韓国文化への関心が高まるなか、慶尚北道はことし10月末にAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が予定されている慶州を中心にPRしました。
会場では「秋・冬」をテーマにブースを設け、韓国ドラマのロケ地やユネスコの世界文化遺産などを紹介しました。
SNSを活用したイベントやアンケートも行い、参加者に記念品を配りました。
また、新羅時代や花郎(ファラン)の衣装をイメージしたユニフォームを着用して来場者を迎え、関心を集めました。
最終日には現地の旅行会社の代表50人を招き、四季やテーマごとの観光資源を説明しました。
慶尚北道の金炳坤(キム・ビョンゴン)文化観光体育局長は「APEC開催地としての魅力を広く伝え、韓国文化の原点に触れられる慶尚北道に、より多くの外国人観光客が訪れるよう努めたい」と述べました。