韓国唯一の公立野球博物館となる「韓国野球殿堂」の着工式が、今月16日に釜山(プサン)の機張(キジャン)郡で行われます。
機張郡によりますと、16日、日光(イルグァン)遊園地で着工式を行い、工事を本格的に開始するということです。
韓国野球殿堂は、地下1階・地上3階建て、延べ面積2998平方メートルで、館内には、野球の歴史を紹介する展示館、野球殿堂、体験・教育スペースが整備されます。
来年末の完成を目指し、2027年上半期に正式に開館する予定です。
完成後は、野球の歴史と記録を保存するだけでなく、ファンと交流できる複合文化空間として運営されます。
機張郡は、「機張郡はすでに、ドリームボールパークや野球体験館など、韓国最大級の野球関連施設を保有していて、今回の殿堂建設によって『韓国野球の聖地』としての地位を確立するだろう」と期待を示しています。