KBO=韓国プロ野球リーグは、リーグ創設以来44年ぶりにレギュラーシーズンの累計観客動員数2億人を突破しました。
KBOは12日、レギュラーシーズンの累計観客動員数が2億781人となったことを発表しました。
韓国のプロスポーツでこの記録を達成したのは初めてです。
1982年に6球団制でプロ野球が発足した当時の観客数はおよそ143万人でしたが、その後、1990年には500万人を達成し、2008年の北京オリンピックで韓国野球が金メダルを獲得したことをきっかけに観客数が増加しました。
さらに、2015年、球団数を拡大して10球団制になって以来、観客数が急増し、2016年には初めて800万人を突破、去年は国内のプロスポーツとしては初めて、単一シーズンの観客動員数が1000万人を突破しました。
ことしも2年連続で1000万人を突破し、「1200万人突破」への期待が高まっています。
累計観客動員数2億人を達成するまで、レギュラーシーズン2万3511試合の1試合平均で8507人の観客を集めたことになります。
球団別では、LGツインズが前身となるMBC青龍時代を含め、3593万人で最も多く、次いでロッテが3193万人、斗山(トゥサン)ベアーズが3034万人となっています。
KBOは、「より多くのファンに楽しんでもらえるよう、インフラの改善とともに、プロ野球ファンのためのマーケティングを展開していく」と述べました。