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国際

「佐渡島の金山」追悼式 日本政府 ことしも「強制労働」触れず

Write: 2025-09-15 09:48:23Update: 2025-09-15 16:52:53

「佐渡島の金山」追悼式 日本政府 ことしも「強制労働」触れず

Photo : YONHAP News

日本の「佐渡島(さど)の金山」で犠牲になった韓半島出身労働者を含むすべての労働者のための追悼式が13日、行われましたが、日本政府の代表はことしも「強制労働」に言及しませんでした。
 
追悼式に日本政府を代表して出席した外務省の岡野結城子国際文化交流審議官は、「金山の労働者たちの中には、韓半島から来た多くの方も含まれている」としたうえで、「戦争という特殊な状況の中、遠く離れたこの地で愛する家族を思い、坑内の危険かつ過酷な環境で大変な労働に従事した」と語りました。ただ、去年に続き、「強制的に動員された」という表現は言及しませんでした。
 
「佐渡島の金山」は江戸時代の金山として知られていますが、太平洋戦争当時、日本が戦争物資を確保するために韓半島出身労働者およそ1500人を強制的に動員し、過酷な環境で働かせた場所です。
 
しかし、日本は「佐渡島の金山」を世界遺産に登録する過程で、遺産の対象時期を江戸時代に限定し、強制動員の歴史を無視しようとしたとの批判を受けました。
 
韓国政府が問題を提起すると、日本は去年、「佐渡島の金山」をユネスコ世界遺産に登録する過程で韓半島出身労働者が過酷な労働環境にあったことを示す現地での展示を行うことや、追悼式を毎年行うことを約束しましたが、2年連続で強制性への言及を省きました。
 
韓国政府は、「強制動員の事実が表現されなければ追悼の意味がない」として、去年に続きことしも式に参加せず、独自に追悼式を開催する方針です。

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