アメリカ南部ジョージア州で建設中の工場で韓国人労働者らとともに拘束された日本人3人が釈放され、韓国政府の用意した大韓航空のチャーター機で仁川（インチョン）空港に到着したことについて、日本政府は韓国側の協力に感謝を示しました。
 
岩屋毅外相は12日、記者会見で、アメリカ移民当局に拘束されていた日本人3人が、韓国人労働者らを乗せたチャーター機で韓国に到着したと明らかにしました。
 
岩屋外相は今回の事態発生後、「韓国側と緊密に協力しながら対応してきた」としたうえで、去年、韓日が第3国で自国民を保護する際に相互に協力する覚書に署名したことに言及し、「今後も協力を強化していきたい」と強調しました。
 
今月4日、アメリカ・ジョージア州で建設中の現代（ヒョンデ）自動車とLGエネルギーソリューションのバッテリー工場で大規模な不法滞在の摘発が行われ、アメリカ当局に拘束された韓国人316人、中国人10人、日本人3人、インドネシア人1人など合わせて330人は12日、韓国政府が現地に送ったチャーター機で韓国に到着しました。