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政治

韓国外相 就任後初の訪中 習近平主席、APEC出席なるか

Write: 2025-09-15 11:42:57Update: 2025-09-15 12:04:38

韓国外相 就任後初の訪中 習近平主席、APEC出席なるか

Photo : YONHAP News

韓国の趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官が就任後初めて中国を訪問し、王毅外相と会談します。趙長官は会談で、来月末に慶州(キョンジュ)で開かれるAPEC首脳会議への習近平国家主席の出席を求めるものとみられ、実現するかどうかに関心が寄せられています。

外交部によりますと、趙長官は17日から2日間の日程で中国を訪れ、王毅外相と会談する予定です。趙長官にとって初めての中国訪問で、両国関係の課題を直接調整する重要な機会として注目されています。
 
会談で特に注目されるのは、10月31日から1泊2日で開かれるAPEC首脳会議に習主席が出席するかどうかです。中国は来年の議長国を務めることから、韓国訪問の可能性は高いとみられていますが、公式な回答はまだ示されていません。習主席が韓国を訪問すれば、李在明(イ・ジェミョン)大統領との初の首脳会談が実現し、関係改善の契機になるとみられます。
 
また、北韓の核問題も主要な議題のひとつです。習主席は今月初めの抗日戦争勝利記念日にあわせて北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談し、両国関係を修復しました。ただ、会談当時、北韓の非核化への言及がなかったことから、中国が事実上、北韓の核保有を容認しているのではないかという懸念が広がっています。趙長官は会談で、韓半島の非核化の原則を改めて確認し、中国に建設的な役割を果たすよう求める見通しです。
 
韓国の外相による中国訪問は去年5月の趙兌烈(チョ・テヨル)前外相以来で、本来は中国側が韓国を訪問する順番でしたが、趙長官は「形式にとらわれない」との立場を示してきました。

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