鄭銀敬(チョン・ウンギョン)保健福祉部長官は16日、ソウルで開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の保健・経済会議で、域内の保健協力と革新の必要性を強調しました。
鄭長官は、「今回の会議の成果が来月開かれるAPEC首脳会議に反映され、アジア太平洋地域の未来ビジョンにつながるだろう」とし、「パンデミック以後加速化した社会·経済的不安定と慢性疾患の増加、医療人材の格差など複合的保健課題に対応するためにはデジタルなどの革新的技術を活用した持続可能な解決策が必要だ」と述べました。
そのうえで「デジタルへルスへの転換と青年の精神健康問題に対する関心を高め、人口構造の変化に対応する政策を用意しなければならない」として、今回の会議のテーマである「連結·革新·繁栄」を強調しました。
今回の会議では▲最新デジタル技術の医療への応用拡大▲高齢化社会に合わせた健康戦略▲青年層の精神健康支援策が議題として議論されました。
チョン長官は「未来世代の精神的困難にも細心の関心を傾け、健康な社会が経済成長の基礎になるという認識の下で政策を設計しなければならない」と強調しました。
この会議は21の加盟国と国際機関からおよそ480人が参加し、
韓国が議長国を務めるのは2005年以来20年ぶりです。