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社会

特別検察が最大野党党員名簿から旧統一信者とみられる11万人確認

Write: 2025-09-19 10:22:42Update: 2025-09-19 10:36:06

特別検察が最大野党党員名簿から旧統一信者とみられる11万人確認

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴニ)氏をめぐる不正疑惑を捜査する特別検察チームは、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の信者とみられる11万人が含まれた最大野党「国民の力」の党員名簿を確保したことを明らかにしました。
 
特別検察チームが18日午後、最大野党「国民の力」の党員名簿を管理する業者に対して家宅捜索を行ったところ、およそ500万人の党員のうち、およそ11万人が旧統一教会の信者であることを確認したということです。
 
今回の家宅捜索は、2023年に行われた党大会で、最大野党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)国会議員を党の代表に当選させるために、信者を入党させたとの疑惑を捜査するために行われたものです。
 
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の側近である権議員は、大統領選挙を控えていた2022年1月、尹前大統領に組織票を入れる見返りとして旧統一教会から教団への支援を要請されたうえで、違法な政治資金1億ウォンを受け取った疑いがもたれています。
 
今回の捜査で、特別検察チームは、120万人の旧統一教会信者の名簿と最大野党「国民の力」の党員名簿を照らし合わせ、およそ11万人の同一人物を確認しました。
 
ただ、今のところ、このうち党大会での投票権を持つ「責任党員」の数は把握していないということです。
 
最大野党「国民の力」の「責任党員」はおよそ74万人いるとされています。

「国民の力」は、「同姓同名の人を除くと、実際の人数は今より減ることになる」と話す一方、家宅捜索に反発しています。
 
今後、特別検察チームは、党大会の際に「責任党員」が加入した時期と規模をはじめ、違法な政治資金を渡したかなどを捜査する計画です。
 
特別検察チームは、これに先立ち、2回にわたって最大野党「国民の力」の本部に対し、家宅捜索を試みたものの、「国民の力」の反発により失敗しました。今回は、7時間以上対峙した末、証拠の確保に成功したということです。

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