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韓半島

北韓の金委員長 無人機の性能試験を視察 AI技術向上を指示

Write: 2025-09-19 12:02:17Update: 2025-09-19 14:21:06

北韓の金委員長 無人機の性能試験を視察 AI技術向上を指示

Photo : YONHAP News

北韓の朝鮮中央通信は、北韓で開発と生産を行っている自爆型の攻撃用無人機や無人偵察機の性能試験を金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が視察し、無人機に導入するAI=人工知能技術の向上や生産能力の拡大を指示したと報じました。
 
北韓の朝鮮中央通信が19日、報じたところによりますと、金委員長は、今月18日、無人航空技術を研究する研究所を訪れ、無人機の性能試験を視察したということです。
 
今回の性能試験には、北韓版の無人偵察機「グローバルホーク」とされる「セッピョル-4型」戦略無人偵察機と「クムソン」系列の戦術無人攻撃機が登場し、ターゲットを攻撃する場面が公開されました。
 
北韓のメディアが「クムソン」という戦術無人攻撃機の系列名に言及したのは今回が初めてです。
 
金委員長は、「現代戦で無人機の利用範囲が広がっている」としたうえで、AI技術の向上と生産能力の拡大を指示したということです。
 
北韓は去年も、自爆型の攻撃用無人機の性能試験を行っていて、今回行った性能試験の結果は、ことしの年末または来年の初めに開催を予告している「朝鮮労働党第9回党大会」の国防発展計画に反映されるものとみられます。
 
専門家らは、北韓がロシアの技術とウクライナ戦争での経験を活かし、AI技術を導入した無人機の開発に拍車をかけ、攻撃の精度を高めていると分析しています。

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