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経済

OECD 韓国のことしの成長率見通しを1.0%に据え置き

Write: 2025-09-24 10:30:20Update: 2025-09-24 10:30:37

OECD 韓国のことしの成長率見通しを1.0%に据え置き

Photo : KBS News

OECD=経済協力開発機構は、韓国のことしの経済成長率の見通しを3か月前と同じ1.0%に据え置きました。
 
OECDは毎年2回、世界経済と加盟国、G20=主要20か国を対象に経済の見通しを発表していて、3月と9月には中間経済見通しで既存の予測を修正しています。
 
それによりますと、OECDは23日、去年12月に2.1%としていた韓国の成長率の見通しをことし3月に1.5%、6月に1.0%へと2回連続で引き下げましたが、今回は1.0%のまま据え置きました。
 
今回のOECDの見通しは、政府と韓国銀行の0.9%、政府系シンクタンクのKDI=韓国開発研究院やIMF=国際通貨基金の0.8%と比べてやや高い水準です。
 
これに対して、主要国の経済成長率の見通しの平均は、2.9%から3.2%へと0.3ポイント引き上げられました。
 
OECDは韓国経済について、最近の回復傾向が続くと予想していて、来年の成長率の見通しも6月と同じ2.2%としました。
 
企画財政部は、「主要国の多くは、来年の成長率がことしより鈍化すると予測されたが、韓国は回復傾向が続き、来年の成長率がことしより大きく高くなっているのが特徴だ」と説明しています。
 
G20の中で来年の成長率の見通しがことしを下回るのは、日本、イギリス、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、中国、インドなどです。
 
一方、韓国のことしの物価上昇率の見通しは2.2%で、3か月前より0.1ポイント引き上げられました。また、来年の見通しは0.1ポイント下げて1.9%としています。

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