韓国の鉄鋼最大手の「ポスコ」の持ち株会社「ポスコホールディングス」が、保有していた日本製鉄の株式の半分を売却しました。
「ポスコホールディングス」によりますと、24日、東京証券取引所で日本製鉄の株式1569万株のうち、約785万株を時間外取引で売却したということです。
ポスコは2000年代初めから、日本製鉄との協力関係を強化する目的で株式を保有してきましたが、日本製鉄は去年、アメリカのUSスチール買収を進める過程で、保有していたポスコの株式をすべて売却していました。
ポスコホールディングスは、残りの株式も近く売却する方針で、売却資金は鉄鋼や二次電池事業など、主力分野の競争力強化に充てるとしています。