韓国フィギュアスケートのソ・ミンギュ選手が、国際スケート連盟(ISU)ジュニアグランプリ第5戦で優勝し、2シーズン連続でファイナルへの進出を決めました。
現地時間の26日、アゼルバイジャンのバクーで行われたジュニアグランプリ第5戦で、ソ選手はフリーで153.78点をマークし、ショートプログラムの82.67点を合わせた合計236.45点で首位となりました。2位となったベルギーのデニス・クルグロフ選手を20点以上引き離しての圧勝でした。
ソ選手がジュニアグランプリで優勝したのはこれで通算4回目。2シーズン連続のファイナル進出は、韓国の男子選手としては初めてです。
フリーでは初めて挑戦した4回転サルコウで転倒し減点されましたが、その後のトリプルアクセルのコンビネーションなどはすべて成功させました。
次世代を担う男子フィギュアスケート界の有望株として注目されるソ選手ですが、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの時点で大会参加年齢の17歳に達していないため、国際スケート連盟の年齢規定により出場はできません。