旧ソウル駅舎の完成から100年の歴史を振り返る特別展が開幕しました。
韓国文化体育観光部は、旧ソウル駅舎の完成100周年を記念する特別展「百年と一日:記憶から想像へ」が開幕したと明らかにしました。
今回の展示は、旧ソウル駅舎「文化駅ソウル284」と屋外空間で9月30日から11月30日まで行われます。
ソウル駅の過去と現在、未来をテーマに、写真や現代作家の作品が展示され、かつてソウル駅で販売されたビールやコーヒーを試飲できる空間も設けられています。
また、歴史的人物の物語をはじめ、ソウル駅を背景にした音楽や文学作品にも触れることができます。
1925年に京城(キョンソン)駅として開業した旧ソウル駅舎は、韓国でもっとも古い鉄道建築物です。
2004年に高速鉄道の開通に伴い、今のソウル駅に機能が移された後、複合文化空間「文化駅ソウル284」として運営されています。
今回の展示では、旧ソウル駅舎と現ソウル駅舎を結ぶ連絡通路が初めて開放され、市民の関心を集める見通しです。