ことしの韓国の紅葉は、例年より4、5日ほど遅れて見頃を迎える見込みです。
代表的な山の紅葉時期は、まず、北東部の江原道(カンウォンド)雪岳(ソラク)山が今月25日ごろ色づき始め、続いて中部の忠清北道(チュンチョンナムド)俗離(ソンニ)山が今月27日、南西部の全羅北道(チョンラブクド)内蔵(ネジャン)山が来月6日、最後に南部の慶尚南道(キョンサンナムド)伽倻(カヤ)山が来月11日にピークを迎える見通しです。
韓国の「紅葉前線」は、北部の標高の高い山から始まり、次第に南へと広がっていきます。
特に、ことしは夏の猛暑が長く続いた影響で、紅葉の見頃は過去10年と比べて平均4~5日ほど遅くなり、葉の赤みも例年より鮮やかさに欠ける可能性があると分析されています。
ことしも10月下旬から11月初めにかけて、全国で美しい秋の風景を楽しむことができるとみられています。