秋夕(チュソク)連休を翌日に控えた2日、KOSPI=韓国総合株価指数が史上最高値の3500を突破しました。
2日のKOSPIは、前の営業日に比べておよそ2%高い3524.40で取引を開始し、取引時間中の最高値を更新しました。終値は、前の営業日に比べて2.70%高い3549.21となりました。
上昇を主導したのはサムスン電子とSKハイニックスなど大手半導体株です。サムスン電子は9万ウォン、SKハイニックスは40万ウォン突破を目前にし、投資心理を押し上げました。
両社は最近、アメリカのオープンAIの超大型データインフラ構築事業「スターゲイト・プロジェクト」への参加を発表したほか、高帯域幅メモリーの大規模な供給を行うことに合意したため、中長期的なAIインフラの需要拡大への期待が高まっています。
国際金融市場も楽観的な流れが続きました。アメリカ・ニューヨーク株式市場は、連邦政府機関の一部閉鎖が続いているなか、ハイテク株の堅調な推移を受けて主要3指数がすべて上昇し、最高値を更新しました。この動きが韓国市場にも前向きな影響を与えました。
2日のソウル外国為替市場でのドルに対するウォン相場は、前の営業日の終値に比べて、1ドルあたり3.2ウォン上がって1400ウォンで取引を終えました。