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政治

李大統領 拡散する反中デモ非難「国の品格損なう行為」

Write: 2025-10-03 13:58:37Update: 2025-10-03 15:02:12

李大統領 拡散する反中デモ非難「国の品格損なう行為」

Photo : YONHAP News

ソウル中心部で反中デモが広がっていることを受け、李在明(イ・ジェミョン)大統領は「国の品格を損なう行為だ」として、徹底した取り締まりを指示しました。

この反中デモは、ことし初めから尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領を支持する右翼団体「自由大学」などが、観光客が多く訪れるソウルの明洞(ミョンドン)や中国人が多く居住する大林(テリム)洞を中心に行っています。参加者らは、「ビザ免除反対」や「チャイナ・アウト」などのスローガンを掲げ、一部は差別的な表現や身の安全を脅かすような発言まで口にしているということです。ことし8月、韓国政府が中国からの団体観光客に対し、ビザなしでの入国を認めて以降、デモの規模や過激さが増しています。

李大統領は2日、大統領室で開かれた首席秘書官会議で「一連のデモは文化的とは言えず非常に低俗なもので、国の品格を損なう行為は看過できない」と述べました。そのうえで、「何の理由もなく非難されるような国への訪問を望む外国人観光客はいない」と指摘し、外国人観光客の安全を脅かす過激な行為を徹底的に取り締まるよう指示しました。

また、李大統領は、日本の右翼団体による反韓デモに言及し、「一部の発言であっても、韓国人にとっては日本に対する印象が悪化する原因となる。韓国も同じ過ちを犯してはならない」と強調しました。

建国記念日にあたる3日の「開天節」にも、ソウル各地で反中デモが予定されていて、在韓中国大使館は自国民の安全確保を呼びかけています。

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