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経済

国民10人に6人「秋夕に祭祀の供え物用意しない」

Write: 2025-10-03 14:41:21Update: 2025-10-03 14:42:00

国民10人に6人「秋夕に祭祀の供え物用意しない」

Photo : YONHAP News

韓国の国民の10人に6人が、ことしの秋夕(チュソク)の連休に祭祀の供え物を並べる「チャレサン」を用意しないと答えたことが分かりました。
 
韓国農村経済研究院が全国の20歳以上の消費者1000人を対象に行った調査によりますと、「チャレサンを準備する」と答えた割合は40.4%でした。2016年の74.4%から30ポイント以上も減少しています。
 
専門家らは、核家族化や伝統儀礼の簡素化、価値観の変化などが複合的に影響していると分析しています。
 
秋夕の連休の過ごし方について尋ねたところ、「実家や親戚の家を訪問する」が54.2%で最も多く、続いて「自宅で休む」34.9%、「国内旅行」5.5%、「海外旅行」2.7%の順となりました。
 
また、祭祀を行う際の形式も大きく変わってきています。「伝統礼法に従いつつも簡素化する」と回答した割合が58.4%で最も多く、「伝統礼法に従う」と回答した割合は21%にとどまり、2016年と比べて半分以下に減りました。
 
一方で、「家族の好みに合わせた料理を中心に並べる」は14.9%となり、2016年より増加しています。
 
供える果物も変化しています。国産ではナシとリンゴがそれぞれ28%台で1位と2位を占めましたが、バナナやオレンジなどの輸入品を供えると答えた割合は34.9%で、7年前より増加したことが明らかになりました。

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