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政治

駐米大使に康京和元外相が就任「韓米同盟を強化」

Write: 2025-10-07 12:02:19Update: 2025-10-07 12:03:18

駐米大使に康京和元外相が就任「韓米同盟を強化」

Photo : YONHAP News

新しいアメリカ駐在大使に就任した康京和(カン・ギョンファ)氏は、大使としての仕事始めにあたり、李在明(イ・ジェミョン)政権が掲げる「実用外交」の根幹には韓米同盟があるとして、同盟の強化を最優先課題に掲げました。
 
康大使は、現地時間の6日、ワシントンの韓国大使館で行われた就任式で、「国民を主体とする実用主義外交を通じて、安全保障・経済・先端技術の3本柱で韓米同盟を未来志向の戦略的同盟へ発展させていく」と述べました。
 
同日午前、康大使はホワイトハウスで信任状の写しをアメリカ商務省のクロウリー儀典長に手渡し、公式な日程を開始しました。
 
4日にアメリカに到着して任期を開始した康大使にとって、信任状の提出は最初の公式日程で、通例では赴任からおよそ1週間後に行われる手続きですが、今回は異例の速さで進められたということです。
 
クロウリー儀典長は「トランプ大統領の訪韓を含め、両国の懸案を調整していきたい」と述べ、康大使は「8月の韓米首脳会談の成果を基盤に、韓米協力が一段と飛躍できるよう意思疎通の架け橋としての役割を果たしたい」と応じました。
 
70年の外交部の歴史の中で初の女性外相を務めた康大使は、今度は初の女性アメリカ駐在大使に任命されました。KBS英語放送のプロデューサーとしてキャリアをスタートさせたあと、特別採用で外交部に入り、国連人権高等弁務官事務所の副代表や国連事務総長の政策特別補佐官を経て、文在寅(ムン・ジェイン)政権で初代外相を務めました。
 
トランプ政権の1期目で行われた米朝対話の際に韓国の外交を主導した経験を土台に、今回も韓米関係の連続性を保ちつつ、実用外交の実現を目指すものとみられています。

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