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経済

KOSPI連動ETFの収益率53% 定期預金の33倍に

Write: 2025-10-07 13:58:39Update: 2025-10-07 15:18:01

KOSPI連動ETFの収益率53% 定期預金の33倍に

Photo : YONHAP News

KOSPI=韓国総合株価指数に連動するETF=上場投資信託に投資していた場合、ことし初めからこれまでに、定期預金の33倍を超える収益を上げたという分析が出ました。
 
大信(テシン)証券によりますと、今月1日の時点で、主要な資産運用商品の中で最も高い収益率を示したのは「KOSPI200」に連動するETFで、代表的な商品である「KODEX200」は年初の3万1305ウォンから4万8135ウォンへと53.76%上昇しました。
 
「KOSPI200」は、KOSPI市場に上場する企業のうち、時価総額と取引量の大きい200社で構成された指数で、サムスン電子やSKハイニックスなどの大型優良株が含まれています。
 
同じ期間のKOSPI指数の上昇率は44.06%で、史上最高値を何度も更新した動きがETFの収益率にも反映されました。
 
国内株式型ファンドは平均48.6%上昇し2位となり、安全資産とされる金は46.3%上がり、変動の大きいビットコイン(20.8%)の2倍を超える収益を記録しました。海外株式型ETF(S&P500)は13.6%上昇しました。
 
これに対し、韓国5大銀行の1年もの定期預金の金利は1.61%にとどまり、KOSPI200に連動するETFの収益率と比べて、33分の1の水準でした。不動産市場では、全国の住宅売買価格指数が0.23%の上昇にとどまり、ほぼ横ばいとなりました。
 
ことしのKOSPI急騰は、AI用半導体の好調や外国資金の流入、主要企業の業績改善が重なった結果と分析されています。さらに、政府の資本市場の活性化政策に対する期待が加わり、株式市場の上昇に一段と弾みがついたものとみられています。

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