食料品の物価がここ5年で20%を超える上昇を記録し、高止まりの状態が続いています。
韓国の国家データ庁のまとめによりますと、先月の「食料品・ノンアルコール飲料」の物価指数は、2020年9月に比べて22.9%上昇しました。これは同じ期間の消費者物価全体の上昇率16.2%よりもおよそ7ポイント高い水準です。
品目別に見ると、果物35.2%、牛乳・チーズ・卵30.7%、パン38.5%、ラーメン25.3%など大幅に値上がりしました。
特にコーヒーやお茶などのノンアルコール飲料も38%以上、上昇し、|
体感物価の上昇を感じさせる大きな要素にもなりました。
このように食料品の物価が全体の物価より
速いペースで上昇したことで、庶民の生活費負担はさらに重くなっています。
飲食・宿泊費の物価指数は同じ期間に24.8%上昇し、もっとも大きな伸びを示しました。外食費も25%以上、上昇しています。