アメリカの2期目のトランプ政権で、東アジアと太平洋地域の政策を担当する国務次官補に指名されたマイケル・デソンブレ氏が、上院で承認されました。
アメリカ議会上院は現地時間の7日、トランプ大統領がことし3月に東アジアと太平洋地域の政策を担当する国務次官補に指名していたデソンブレ氏を賛成多数で承認しました。
指名からおよそ7か月が過ぎての承認です。
東アジア・太平洋担当次官補は、韓国、北韓、中国、日本、ASEAN=東南アジア諸国連合などを管轄する要職で、今後の米朝対話の再開や韓米協力の調整など、韓半島外交の中心的な役割を担うことになります。
デソンブレ氏は1期目のトランプ政権の後半にあたる2020年3月から2021年1月まで、タイ駐在アメリカ大使を務めていて、韓国人の配偶者を持ち、韓国語での会話が可能なうえ、中国語にも堪能と伝えられています。