金民錫(キム・ミンソク)国務総理は「ハングルの日」の9日に行われた記念式典で、今月末に慶州(キョンジュ)で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議を機に、ハングルと韓国文化の優れた創造性を世界に広めたいと述べました。
金国務総理は9日、ソウルの世宗(セジョン)文化会館で開かれた第579回ハングルの日の記念式典に出席し、「APEC首脳会議の開幕まであと3週間となった。千年の古都、慶州に世界の政治・経済のリーダーが集い、新たな協力と共存共栄のビジョンを探ることになる」と語りました。
また、「今回のAPECがこれまでのすべての会議を超えるものとなるよう、最終準備に総力を挙げている。ハングルをはじめ、韓国文化の創造性と優秀性を広く発信するさまざまなプログラムを準備している」と明らかにしました。
さらに、「AI=人工知能の時代をリードするため、韓国語の言語情報資源の構築を拡大し、より多くの人々が韓国語と文化を学べるよう、世宗学堂を増やしていく」と述べました。
金国務総理は、ハングルを活用した商品の開発や展示、広報活動も積極的に支援していく方針です。
現在、世宗学堂は、世界87か国252か所で、韓国語の教育と韓国文化の発信を行っています。